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herosとは

格闘技の団体というと今ではK-1、PRIDE、RINGS、パンクラスなどいっぱいあります。プロレスの団体や中小の団体までいれるとそれこそ50以上はあるのではないでしょうか。herosはその中のK−1が総合格闘技版として立ち上げたK-1 ROMANEXの後継として2005年に旗揚げしました。K-1はキックボクシングのイベント(ヒジ打ちは禁止)ですが、敢えてキックボクシングの名称を使わずにショーアップし、テレビでも放映して人気を得ましたが、立ち技だけでなく総合格闘技のイベントとして開催したのがHERO’Sなのです。当初は日本人中心の中量級とK-1選手の総合格闘技進出の二本立てでしたが、その後新たにライトヘビー級世界最強王者決定トーナメントも開催するようになりました。PRIDEがテレビ局(フジTV)から手を引かれて事実上消滅してしまい、PRIDEの選手も次々にherosに移籍してゆき、PRIDEなきあとの総合格闘技のイベントとして期待している人も多いのではないでしょうか。

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herosのルール

herosのルールはそれまでの総合格闘技が残虐すぎるという批判があったのを踏まえ、またテレビ放映を考慮に入れてその残虐性を緩和しています。すなわち、スタンディングの選手がグランドポジションの選手の顔面や頭部への蹴りを入れることを禁止しました。そして4点ポジション(四つんばい状態)の選手への顔面や頭部への膝蹴りも禁止しました。これらはいづれもPRIDEでは認められていた攻撃ですが、倒れている相手をさらに蹴るという攻撃はいかにもいきすぎだということで禁止されたのでしょう。テレビで見ていてもそこまでやらなくてもと思ってしまいますよね。ましてや蹴られている選手がひいきの選手ならなおさらです。
リングスで興行的に成功を収めた前田日明をスーパーバイザーに迎え、そのノウハウを注入し、新たなルールの導入などによって見せる総合格闘技としての人気を高めたherosは着実にその地位を固めています。

heros ボビー・オロゴンと曙

K-1WORLD MAXと同じくherosの試合は当初からTBSで中継されています。また、CS放送でも放映されています。herosのイベントに参加した選手は100人を超えていますが、印象に残った選手も数多くいます。なかでも一番はボビー・オロゴンでしょう。ナイジェリア出身のボビーはカフェでアルバイトをしていた頃に「さんまのSUPERからくりTV」でむちゃくちゃな日本語を話す外国人ということで人気を呼び、番組の準レギュラーになりました。そして番組の中で柔道に挑戦し、それがひいては総合格闘技家としてリングに上がることになったのです。しかもデビュー戦でプロの格闘技家に判定で勝ってしまったのです。人間の人生とはどんな風に転がっていくのか、不思議なものですね。今ではボビーの弟のアンディ・オロゴンも格闘技家として活躍しています。もう一人印象的な選手を挙げるとすれば曙です。大相撲で横綱まではった曙でしたが格闘技の世界ではみじめなものでした。カエルのようにぶざまにノックアウトされた姿は二度と見たくありません。格闘技の世界では見込みがなく、よりショーアップされたプロレスに足を踏み入れましたが、あのまま東関部屋に残っていれば親方にもなれたでしょうにね。

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